それはもう間違いなく自分の一部で。


それこそ一時も休むことなく、離れることもなく、ぴったりと寄り添ってきた仲で。


それを私はとても・・・てほどでないにしてもおおむね愛していたし気に入ってもいた。


それが突然、上と下とでバラバラに切り離されて別の誰かがおさまっている。


なんという具合の悪さ。なんという切なさ。


残った方だけではやっぱり完全なる自分でないみたいで。


それはそれは結婚したって事よりも、よっぽど重大な出来事に思えたのです。


ふんだ、男の人にはわかるまい。



てなわけで名前がちょっぴり変わりました。


これからは新しい名前で生きていくのだなぁ。


正直、名前が変わるのは「ガガーン」て感じだったんですけど、


今はまぁ「むずむず」って感じです。


よい流れです。


とうとう奥さんってやつになったのかー。


まだ式は挙げてないので実感はないです。


いやしかし女の人というのはこと結婚と出産に関しては見事にプレッシャーをかけられるものなんですね。


まわりはそんなつもりで言ってるんじゃないのはわかってるけども。


大変だ。いやー大変だ。


ま、それに限らずなんにしても自分を貫き通すって大変なことなんだなと感じるこのごろ。


あーでも自分は結婚できるとは思わなかったなぁ~。


と言いますか、そういう自分を全く想像できなかったんですが、


そんな私にもそういう時はやってくるもんなんですねぇ。


旦那さんですってよ、私なぞに。ひゅー。


できるだけ幸せに暮らしていけたら。うん、いいよね。


めちゃめちゃハッピーで星とハートが飛び交ってキラキラしてて、ってのももちろん素敵だけど、


陽だまりの中に寝転がって猫を撫ぜるくらいの幸せを、ずっとほんのり感じていけたらいいと思う。


できるかな?


できるよね。


きっとすでにもうそれが始まっているからこそ私の名前は変わったんだから。


こうやって文字にしてみて、少しずつ実感して、自分の中におさまってくる覚悟や気持ち。


大事にしなくちゃな。



それでは、ちょっとした報告おわり。


まる(´ー`*)