美術館に行きたいな。


それもとびきり広い、見ごたえたっぷりの。


どうしてこういう思いに辿りついたかというと、


今日ある部屋に入った時に、


ぷんとおじさんが顔だか頭だかにつける化粧品の匂いがしたのね。


わーくさいなぁー。


でもその匂いが何故だか美術館を連想させた訳です。


おかしなもんですね。


美術館とおじさんの匂い、どう考えても繋がる気配がないのですが。


でももしかしたら無意識の世界において、


何かしらその二つは通ずるものがあるのかもしれない。


そう考えるとおかしくて余計美術館に行きたくなった。


そもそも美術館という空間、私は好きです。


声をひそめてワクワクする芸術を鑑賞するのが。


あるいは退屈な時間を緊張感のある世界にしてしまうところが。


そんな相反するものがバランスよくその空間を保って誰にでも開放されている。


図書館も同じかもしれないな。


図書館も好きだもんな。


たまにはこういう空間に行くのもいいよね。



あのおじさんの化粧品の匂い、なんとなく秋を連想したような気がする。


秋だから芸術で、そんでもって美術館なのかな。


でもなんであの匂いが・・・・・・うーん、謎。