今朝目が覚めたらアゴに一つぽこっとニキビができていた。
アゴにできるのは思われニキビだっけ。思いニキビだっけ。忘れた。
けどたぶんチョコの食べすぎによるものだな。
ホワイトデーのお返しにもらったチョコ。
私の好きなやつばっかで大量にあるもんだから毎日食べている。
だから思われニキビだろうが思いニキビだろうが大人のニキビだろうが幸せのシンボルってことで。
鳩は平和のシンボル。何故だろう。
夢を見た。
海に立っている。波がこちらに何度も押し寄せる。
押し寄せるたびに高さは高くなり深さは深くなる、そんな波だ。
水は黒く濁っていてとても不吉な色をしている。
波はどんどん、どんどん、近づいてくる。
やがて黒くて不吉な波は大きくうねると体を一気に飲み込んだ。
閉ざされる視界。
だけど息苦しさはほんの一瞬のこと。
気が付くと海の底に立っていた。
そして初めて海にも空があるんだと知る。
見上げると一羽の鳩が飛んでいたからだ。
泳いでるのではなく間違いなく鳩は海中を飛んでいた。
力強くバタバタと鳩は飛び回り、頭の上を旋回する。
不思議と不思議に思わない、そんな感覚でそれをしばらく眺めていた。
やがて鳩はスッと隣に降りてきて、羽を慎重に畳むとこう言った。
「いやぁ海を飛ぶっていうのは気持ちがいいものだよ。外にはないものがここにはある」
「・・・・例えばそれはどんなものなのかな?」
「君は脳ミソをどっかに置いてきちゃったのかい?さっき波に飲まれた時になくしちゃったとかさ。
そうでなければ君はありとあらゆる可能性を考える事ができる。それが正しいか正しくないか自問自答することだってできる。
もちろんその上で僕に確かめてみることだってできるはずだ」
「そ、それはそうだけど、なんて言うかその・・・・・・・う、うん、でもあなたの言う通りね、私は考えることができる」
「イメージすることだってできる」
「うん。イメージすることだってできる」
「ならば何故こんな場所に鳩がいるかなんてことも想像ができるはずだよね?」
「そ、それは・・・」
「君には想像ができない。想像することすらできない。脳ミソをただ無駄に持っている。それでいいかい?」
「ちょっと待って、わかった、私はただの飾りとして脳ミソを持っている訳じゃないもの、それくらいの想像はできるよ」
「良かった。少しはまともな会話ができそうだ」
鳩はそう言うと改めて羽をもう一度畳み直した。
つづ・・・・・・かない。
(※一部・・・いや大部分はフィクションです)
あ、鳩の九の部分はクックク~という鳴き声からきてるらしいですよ。
私は猫の鳩胸の部分が好きです。胸毛ね、胸毛。(´ー`*)スバラシイ